茨城県の大子(だいご)温泉に泊る。
が、もともと温泉(熱いお風呂)は苦手だし、先月負った湯たんぽでの低温火傷がまだこんな状態なので、お風呂に入れない。
お楽しみは夕食のみ。そのご馳走の中にあったのがこの鮎の塩焼き。
宿に来る前に、袋田の滝を見に行った。立ち寄ったお土産屋さんの話では「このところ雨が降ってないから、水が少なくて残念だったねー」とのことだったけど、初めて見る私の目には、とても迫力があって美しく映った。
滝への道に並ぶ食事処では、鮎の塩焼きが1尾400円で売られていた。この辺りはおいしいアユが獲れるらしい。小腹が空いていたので食べたかったけど、ぐっと我慢した。そして、腹ペコ状態で臨んだ夕食に出てきた鮎の塩焼き。とっても美味しかった。その上、仲居さんに「上手に食べていただいて、ありがとうございます」と褒められて、照れくさいような、嬉しいような。
そして、鮎の頭を持ち帰り、耳石を採取した。
川魚の耳石は周囲がギザギザで、脆そうなものが多い。実際に手荒く扱うと周囲がぽろぽろっと欠けてしまうので、慎重に扱う必要がある。
それから、大子町の道の駅で見つけた鮎最中。愛嬌のある顔をしてる。
素朴な感じの粒あんで、食べ進めていくと、お腹に大きな黒豆の甘煮が入ってた!
宝物を見つけたようで嬉しくなる。