体長40㎝ほどのギス。初めて見た魚です。
目から口先にかけて表面がゼラチン質っぽくなっていて、最初に見た時はタラの仲間かと思ったが、ソトイワシ目という初耳の種。図鑑によるとソトイワシ目の魚は世界で5種類、日本には2種類、ギスとソトイワシがいるそうだ。いつかソトイワシも欲しい。
口は顔の下側についている。
鱗はないのか、取れてしまったのか、ツルツル。
仔魚の時はウナギと同じように柳のような形(レプトケファルス)をしていて、浮遊生活をしながらプランクトンを食べて育ち、変態して稚魚になるそうだ。
3枚におろしてみると、白く、柔らかめの、きれいな身。骨も柔らかい。
かまぼこの原料としては最高級だと紹介されていたので、すり身にして揚げてみた。
シンプルに塩を振って食べる。旨味と弾力があって美味しい!
ギスの耳石は大きい。
凸側はすりガラスのようにきれいだが、
凹側はブツブツがいっぱい!こういうのは鳥肌が立って苦手。