ニセカンランハギ

スーパーでトロピカルな魚を見つけました。

三重県産のカンランハギ。30㎝ほどの大きな魚なのに780円はお値打ちではなのでは?

ちょうど店員さんが隣にいたので「どう調理したらいいですか?」と聞いてみたら、「分かりません。僕も初めて見る魚なので」との返事でした。

調べてみると、尾鰭の手前にある棘が白いものはカンランハギではなく、ニセカンランハギだそうです。

おろすのが大変。細かい鱗の下にはワニ革のような皮があるし、骨も硬い。

皮をつけたまま素揚げにするのが一般的と書かれていたので、素揚げにしました。

皮の下から脂がたくさん出て、揚げ油が減るどころか逆に増えた感じがしました。

皮がしっかりしてて身にくっついてるから、素揚げができるんだなーって思いました。

身は弾力があってフグのような食感。味はほんのりと磯の香りがあって、揚げた香ばしさとよく合います。

 

おろす時に骨が硬すぎたので頸椎をバキッと折ったんです。そのせいで頭蓋骨まで割れてしまいました。そのため、耳石が、1つは取れたのですが、もう1つは割れてしまってました。ぐすん。なかなか再会できそうもない魚なのにー。

耳石の凸側。

凹側

 

割れてしまった方の耳石。