ワラジシンマキという魚が売られていた。加工日が前日だからか、350円のところが半額の175円。
見た瞬間、皮膚がぞわぞわっとしたが、一瞬にして「新たな耳石コレクション追加」という喜びに変わる。
しかし、縞模様の魚は数あれど、こんなにぞわぞわさせる魚は珍しい。縞の間隔が狭いせいだろうか?
これを見つけたのは愛知県西尾市のファーマーズマーケット。近くに一色漁港があるだけに、野菜だけでなく魚も充実していて、毎日通いたい!お店だった。車で1時間はかかるのでそんなわけにはいかないけど。
調べてみると、一般的にはシマウシノシタという名前。縞のあるウシノシタ、そのまんまだ。そういえば、ワラジシンマキの語源は何だろう?ワラジ=草鞋は形から想像つくが、シンマキって何のことだろう?
目の横に可愛い口が付いてます。
裏側はシタビラメと同じように白い。
切れ目を入れて皮をむき、小麦粉を付けてバター焼きにする。
青みがなかったので、一緒に買ってきたピーマンを添えた。
お店のポップで紹介されていた調理法「切ったピーマンをレンチンして、塩昆布とバターを絡める」を試してみたら、めっちゃ美味しかった。
で、魚の味は、あっさりして、少し弾力のある白身で、こちらも美味しかった。
最後にシマウシノシタの耳石です。体長の割に耳石は小さめで、薄っぺらい。
ほぼ平らだけど、わずかに凸の側はつるんとしていて、
凹側はちょっとゴツゴツ。