郊外の業務用スーパーの冷凍庫で、見慣れない魚を見つけた。
中国産の大黄魚(チョグ)、580円。
お店の人によると、中国や韓国の人がよく買っていくらしい。煮たり焼いたりして食べるらしいが、それ以上のことは分からないと。
家に帰って図鑑を調べてみると「フウセイ」という魚のようだ。
イシモチと同じニベ科の魚で、東シナ海/朝鮮半島~南シナ海に生息し、食用、ねり製品の材料となるらしい。
口の中まで黄色い。
韓国風に調理することにする。
フライパンにゴマ油を熱し、魚の両面をこんがり焼いてから、コチジャン、砂糖、酒、水を加えて甘辛く煮る。最後にネギを加える。
赤い煮汁で煮たので、せっかくの黄色が分からなくなってしまうかな?と思ったのだが、逆に赤い背景に黄色がよく映えて美味しそう。
実際、とっても美味しかった。身は程よい柔らかさで、旨味があり、甘辛の煮汁ともよく合う。
大黄魚の耳石です。
ニベ科の魚の特徴は耳石が大きい。例外なく、この魚の耳石も大きかった。
上から見た写真。
横にすると、船に大きな荷物を載せているような形をしている。