台湾の高雄に旅行に出かけた。
台湾ではサバヒー(虱目魚)という魚がよく食べられているというので食べに行く。
言葉は全然分からないので指差し注文。
「魚肚漿湯」魚のお腹の部分のスープだろうと想像して注文。
ほぼ想像通りのものが出てきた。お腹の身だから脂がのってる。一口目、ちょっと泥臭いような臭みを感じたけど、それは3口目で旨さに変った。
2品目は「丸子米粉湯」
すり身で作ったお団子が出てくるんだろうと思っていた。確かにすり身だけど、丸くはない。セロリの葉っぱの香りが効いてて、全体にさっぱりした感じ。
米粉麺は短くて、すすって食べるものではないようだ。
そして3品目は「滷魚頭」甘辛く煮たサバヒーの頭。
顔の周りにゼラチン状の薄い膜が張り付いてる。サバの味に近いかな?
不思議な味付け。甘辛いだけじゃなくて、爽やかさが潜んでる。
食べた後、残った頭蓋骨をビニール袋に入れて持ち帰ってきた。
ホテルの部屋で耳石を取り出す。このために、ちゃんとピンセットを持ってきた。
今までに見たことのない形の耳石。しかし、細い部分は持ち帰る間に折れそうだ。
と思っていたら、案の定、家に帰ると1つの耳石の先が折れてた。
改めて中性洗剤と漂白剤の液に浸して洗浄し、顕微鏡で見てみる。
細長い薄焼き煎餅の上に、ぐちゃぐちゃっとしたものが載っている感じ。
裏側はこんな感じ。