岩手県産のゲンゲ、380円を買う。
ゲンゲとしか書かれていなかったが、胸びれの形からカンテンゲンゲのようだ。
体全体から寒天というかゼラチンっぽさが醸し出されている。
水分が多く、ふにゃふにゃしておろしにくいので、ズバッと大名おろしにして切り分け、塩をしてしばらく水分を取る。
骨に残った身の透明感。
唐揚げにする。
時間をかけて水分を飛ばして揚げたつもりだったけど、少し経つとべちゃっとなった。でも、口の中に入れると溶けてしまう感覚は初体験。レモンを添えたけど、途中から花椒をつけてみた。断然合う。
唐揚げにしたものを汁物に入れることがオススメされてたので、味噌汁にドボン。
周りの片栗粉が魚の身を守ってくれる感じ。非常に美味しい。
カンテンゲンゲの耳石は大小の玉が2つくっついた形。姿も、味も、耳石も個性的。