巨大な韓国産のアナゴが298円で売られていた。体長50㎝で肉厚。
隣に並んでいた同じ値段の長崎県産が非常に貧相に見える(ごく一般的な大きさなのに)。
店員さん曰く「たまに入荷してきますよ。韓国って言ったって泳いでいた場所は長崎県産と変わらないしねー」。うん、そうね、と、購入。
顔はヘビ。舌の先は割れてないけど。
ペラペラのアナゴだと天ぷらにしてしまうが、これほど肉厚なら煮付けても食べがいがありそうと思い、甘辛味に煮付けた。
まず皮側に熱湯をかけ、水で冷やし、包丁の背でぬめりを取る。そして、酒、砂糖、醤油、みりん、水を煮立たせ、アナゴを投入して煮る。
煮汁が少なくなってきたところでアナゴは取り出し、柔らかく茹でておいたゴボウを煮からめてアナゴに添える。山椒粉をふって。えも言われぬ美味しさ。
巨大アナゴの耳石です。
わずかに湾曲している凸側。
凹側。
ふっくらした唇のように見えます。