キンメダイのアラで大根を煮る

スーパーの魚売り場で1000円均一セールをしていた。サゴシにカレイにクロムツなどが1尾1000円、目玉商品のツバスは2尾で1000円。その中でひときわ赤く輝いていたのがキンメダイ。お刺身もOKと書かれている。

普段はそのまま持ち帰って自分でおろすのだが、キンメダイのような身の柔らかい魚をおろすのは難しい。せっかくの高級魚を台無しにしてはもったいないので、3枚におろしてもらう。「アラも下さいね。そして、頭は割らないでそのまま下さいね」と念を押して。

しかし、他の買い物を済ませて取りに行くと・・身だけが載ったパックを渡される。アラは身の下に隠れていると。「頭は?」と聞くと、慌てて厨房に戻ってゴミ箱?から救い出してくれた。そんなことがあったので産地の確認を忘れてしまった。

無事に手に入った頭。口の中も赤いです。

 

お刺身で食べる。脂がのってツヤツヤ。口に入れた時のとろけるようなツルツル感がなんとも言えない。旨味もたっぷり。

 

アラは湯通しして掃除をしてから大根とネギと煮る。お腹がほっこり温まる。

 

翌朝、残った煮汁に茹でた素麺を入れて味を含ませる。焼き鯖素麺ならぬ煮金目鯛素麺。朝から幸せな気分になる。

 

キンメダイの耳石は大きくてヘンテコな形。

凹側と、

凸側